希少な旧式の吊り機でゆっくりと丁寧に編みあげる“吊り裏毛”


パパスでは長く定番として展開している吊り裏毛が60周年を迎えるマドモアゼルノンノンでも定番となって復活。

【吊機/吊り裏毛】
日本のニット産業で1900年初頭から1960年まで活躍した旧式の吊り編み機は、編む速度はゆっくりと遅い分、丁寧にしっかり編み上げ、編み上がった生地を強制的に巻き取らず、余計な負担をかけないのでふっくらと空気を含んだような風合いを保つ仕上がりとなります。
編立職人はその吊機の性格を見極めながら手間ひまをかけて稼働させています。気温や湿度、舞い上がる細かい糸くずの除去、1000本を超える針を替えるタイミング、ギアなどのさまざまな調整はその職人が培ってきた技術によって支えられています。そうして仕上がる吊り裏毛の持つ風合いこそがパパスカンパニーのこだわり続けている着心地です。

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