パパスのパートナー企業 大正紡績について

(株)パパスでは、MADE IN JAPANの高品質にこだわったものづくりをしています。

今回は長年に渡り品質を守ってくれているパートナーの一社、
大阪府阪南市にある大正紡績さんを訪問させていただきました。

現在、世界で流通している綿のうち日本産のものはほとんどないですが、
大正紡績さんは「綿のプロである自分たちは綿花栽培について理解すべき」
という考えから綿花栽培にも取り組んでいます。
昨年、パパス社員が種まきを協力し、今年4月に収穫のお手伝いをさせていただきました。

これから自分たちで収穫したこの日本産の綿を使い、商品化も考えています。
MADE IN JAPANにこだわるパパスが
原綿からの日本製に挑戦するプロジェクトです。

トレーサビリティ

大正紡績さんは海外の農家から原綿を仕入れており、
年に1回~3回、現地へ訪れています。

大正紡績さんとお話させていただくと
「〇〇さんのコットンは世界一!」
「●●さんの畑は土が驚くほどフカフカ」
など、農家の方々の名前が続々と出てきます。

自分たちの取り扱っているものが
どこの誰の手によってどのように作られているのか
トレーサビリティが明確でした。

※トレーサビリティ:商品の生産から消費までの過程を追跡すること。

 

品質

大正紡績さんの1か月分を他社なら1日で紡績できるところを、

効率よりも品質を重視して、品質を落とさないように機械の回転数を下げて紡績できるとのことでした。

そのようにして
『品質を守ること=長く着れること』
それがサステナブルのひとつだと考え、
大正紡績さんは品質にこだわり続けています。

 

綿花は農作物なので色味や収穫量が天候によって左右されます。

ですが、様々な国の農家から仕入れた綿花をブレンドすることによって、品質や量を安定させることができているのです。
このブレンドは、まさにプロの仕事です。

パパスでは、例えば「ピンク」というひとつのカラーに対しても
最低3色、多くて6色の綿を混ぜて深みを出していますが、
カラー展開も多いので大変な作業です。
1カラー行うごとに機械のクリーニングに5時間ほど割いて下さります。

パパスの高品質はこのような手間と時間によって守られています。

紡績の後に生地になり、縫製をし、加工をし、
お洋服ができるまでには多くの工程がありますが
「紡績」だけでも既に多くのこだわりや工程が詰まっています。

完成までにこれだけのストーリーがあること。
長く着れる品質や肌ざわりにこだわっていること。

これらをお客様に伝えていくことも
私たちの使命のひとつであると感じております。

それらが時には
お客様に納得いただける価格の理由の1つになると存じます。

オフィシャルウェブマガジンでも
パパスと大正紡績の関係性やこだわりを紹介しています。
綿や紡績についても読みやすく説明されており、
とてもわかりやすいのでぜひお読みください。

 ぼくのパパス、わたしのノンノン Vol.3 

パートナー工場を訪問しコミュニケーションをとることは
トレーサビリティ強化はもちろんのこと、
企画の幅も広がっていくと思います。

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